宗慶寺について
About Soukeiji Temple
宗慶寺(そうけいじ)は、台東区下谷にございます寺院です。
慶安2年創建された古刹としてまた、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」の表紙や
挿絵を描いた柳川重信の菩提寺として、
長きにわたり地域の皆さまに親しまれてきました。
昔ながらのご近所付き合いや下町情緒あふれる街の一画。
静寂な境内と荘厳な本堂が訪れる人々にやすらぎを与えています。
入谷駅からほんの少し歩いた路地裏。
山門はいつでも開いておりますのでお気軽にお越しください。

国立国会図書館デジタルコレクション
住職からのご挨拶
Greeting

ご縁をいただいた皆さまのよりどころとして。
禅宗である曹洞宗宗慶寺は、日々の丁寧な生活を通した心身の安寧に重きを置いています。悩みごとを相談しに、お墓参りに、本寺にはいろいろな人々が訪れます。
足を運んでいただけるのも何かのご縁。そんな思いから、皆さまとの出会いを大切にし、できる限り対話や交流ができるよう努めています。
禅には「喫茶去(きっさこ)―お茶でも召し上がれ」という言葉があります。訪れる人々がほっと一息つける場所。
心を整理したり、不安をやわらげたり、少しでも気持ちが軽くなって帰れるお寺でありたいと思っています。。
皆さまとお話できるのは、私にとっても充実した時間です。
時には、大切な方にも不安や悩みを打ち明けらず、行き詰ってしまうこともあるかもしれません。そんな時には、どうぞお気軽に足をお運びください。
ご縁をいただいた皆さまのよりどころとして、精進してまいります。
宗慶寺の紹介
Introduction to Soukeiji Temple
変わりゆく街のなかで、変わらぬ下町情緒あふれるお寺
慶安2年(1949年)に創建された宗慶寺は、37代にわたり引き継がれ、地域の皆さまと親交を深めてまいりました。
「ぶんぷく茶釜」の昔話で知られる茂林寺(群馬県館林市)の住職であった快州正悦大和尚がこの地に創建したのが宗慶寺のはじまりです。
お祭りをはじめとする地域交流が盛んな下谷地区。大通りには観光を楽しむ人々や元気に散歩する子どもたちが行きかい、近年はおしゃれなカフェや飲食店が散見されるようになりました。
そんなにぎわいと変化のある街のなかで、落着きと変わらぬ下町情緒がここにはあります。
山門を一歩入れば、訪れた人々を、清らかでやすらぎある空間へと導く静寂な境内と荘厳な本堂。
整然とした緑や参道が都会の喧騒を忘れさせ、心の平静を与えています。
時に、ご近所の方がふらっと。檀家さんが世間話や相談ごとを。遠方のご親族がお墓参りに。
ご縁あって出会った皆さまが、それぞれの思いを持って本寺を訪れています。
宗慶寺の歴史History
喜翁山宗慶寺は、禅宗の曹洞宗に属するお寺で、福井県の永平寺と神奈川県鶴見の總持寺を本山としています。
当寺は、群馬県館林市にある分福茶釜で有名な茂林寺の68末寺の一つとして、慶安2年(1649年)に創建されました。それ以来、今日まで続いています。
本尊として釈迦牟尼如来をお祀りし、また境内には十一面千手観音もお祀りしています。
この十一面千手観音は江戸時代から奉安されており、病難除けの霊験があるとして近隣の人々から厚く信仰されています。
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本堂Main Hall
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ご本尊Honzon
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墓所Grave
所在地
Access
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お車をご利用の場合
カーナビでお越しの場合
東京都台東区下谷2−14−5上記住所をセットしてお越しください。
駐車場完備
お車でお越しのお客様は、平置きの駐車場を完備しております。